凍頂烏龍茶といえば、すっきりと爽やかな味で、夏にぴったりなおすすめのお茶です。
凍頂烏龍茶は発酵すればするほど香りが変わっていき、フルーツのような華やかな香りになります。お好みで発酵度が選べるのも魅力ですね。
爽やかな香りとフルーツのような甘み、華やかも感じられる台湾を代表するお茶ですが、最近は日本でも人気になりつつあります。
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凍頂烏龍茶の特徴や茶葉について

烏龍茶は渋みが特徴ではありますが、凍頂烏龍茶の場合はその渋みが和らぎ、甘みがふわっと抜けていきます。日本茶でいう玉露のような甘みとコクが感じられますよ。
凍頂烏龍茶というのは微発酵茶の一種で、淡い黄緑色をしているのも特徴です。
茶葉は少し変わっていて、鮮やかな緑色の葉を丸めたような形をしています。しっかり丸まっていて、崩れないものほど上質なんだそうですよ。
凍頂烏龍茶の効能や効果は?

凍頂烏龍茶の効能は、メチル化カテキンが含有されているので、抗アレルギー、抗ガン作用が期待できます。メチル化カテキンは、一般的な緑茶には含まれていません。
メチル化カテキンが体内に摂取されると、IgE抗体を抑えることができるので、アレルギー症状の辛いくしゃみや鼻水を抑えることができます。スギ花粉やブタクサ花粉など辛い花粉症で悩んでいる人は、凍頂烏龍茶を飲むと緩和させることができます。
凍頂烏龍茶の美味しい淹れ方

日本茶と同様に、凍頂烏龍茶にも美味しい淹れ方というものがあります。せっかく茶葉を手に入れたなら、入れ方にも本場と同じようにこだわりたいですよね。ぜひ参考にしてみください。
凍頂烏龍茶を美味しく、本格的に入れるには道具も必要になります。必要となる道具は以下になります。
- 茶壺(チャフー) 代用品:急須またはグラス
- 茶杯(チャハイ) 代用品:湯呑み
- 茶盤(チャバン) 代用品・ボウル

<基本的な淹れ方>
- 茶壺に沸騰したお湯を入れて温めておきます。
- 茶壺が温まったら茶杯に湯を移し、茶杯を温めます。残った湯は茶盤に捨ててください。
- 茶壺に茶葉を入れましょう。(目安:150ccに対して7g)
- 95度以上の湯を茶壺に入れたら45秒~1分蒸らしてください。
- 蒸らしている間に茶杯に入れていた湯を捨ててください。
- 茶葉のいい香りがしてくたら飲み頃になります。注ぐときは濃さが均等になるように、少しづつ注ぎましょう。
カフェインや副作用について

凍頂烏龍茶にはカフェインが含まれていて、覚醒作用と中毒性があるので、摂りすぎは控えた方がよいです。
ただし、カフェインの量は緑茶や紅茶よりも少なくいので、それほど心配はありません。カフェインを控えたい場合は水出しで飲むとよいです。
凍頂烏龍茶の副作用は特にないのですが、花粉症の効果については、症状が軽くなる人もいれば、身体に合わない人もいます。気休めのつもりで飲んでみて、調子が良ければ続けるという感じで飲むことです。