「なた豆」ってこの頃よく聞きますが、どんな植物か知っていますか?実はカレーによく合う福神漬けありますよね。あれにもなた豆のさやが漬物として使われているんですよ。
江戸時代初頭に中国から食用や薬用として伝わったなた豆は、食用として若いさやを、薬用には育った豆を使用することが多いです。
ここでは、そんななた豆で出来た「なた豆茶」についてご紹介します。
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なた豆茶の効果効能とは?

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非常に大きいさやになる「なた豆」は、中の豆も3センチと大きい豆ができます。その豆で作られるなた豆茶には様々な効果・効能があります。
主な成分として、排膿や抗炎症、血行促進などの作用があります。特にカナバニンという成分は体に溜まった膿を排出する効果が高いので、蓄膿症や副鼻腔炎の改善に役立ちます。
また抗炎症にいいとされるウレアーゼの成分は、腎機能や肝機能を活性化し、血行を良くすることで体調を整えてくれます。そのほかに含まれるコンカナバリンAはカナバニンと同様、口臭の改善や予防に効果を発揮します。
このように様々な嬉しい効果効能がなた豆茶には期待できます♪
白か赤。なた豆茶を選ぶポイントは?

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一言に「なた豆」と言っても、種類があります。中の豆が赤い種類の赤なた豆、白い種類の白なた豆と大きく分けると2種類の豆がありますが、どっちを選ぶといいのか迷ってしまいますね。どちらの方も成分的には違いがないとされていますが、赤なた豆には「コンカナバリンA」と「カナバニン」の成分が多く含まれているとされるので赤なた豆茶を選ぶと効果が期待できます。
また、なた豆茶以外にもブレンドしたお茶がありますが、そちらもお勧めです。なた豆茶の成分が多く含まれるのがいいというわけでもなく、過剰に摂取しても尿として排出されますので、ちょうどいい成分量が含まれて、そのほかにも体にいい成分が含まれたお茶を飲むとより一層の効果が得られるでしょう。

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そして、一番大事なのが直接体に取り入れる食品なので、農薬検査や残留濃度の検査が強化されている制度のポジティブリストが取得されているかなど商品の安全性が信頼できるものかということを確認してください。製造工場が日本国内であるものに関しては衛生面でも安心でしょう♪
お茶以外でも使えないの?

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こちらのなた豆茶には体に良い成分がいろいろ入っているので、お茶以外に使えないか?と考えてしまいます。調べてみると他にもいろいろ使用法がありましたよ!ご紹介します。
なた豆茶を飲んで後の出涸らしのティーパックを水に浸して置き、そのなた豆の成分が出た水で鼻うがいをすると睡眠時に鼻の通りがすっきりとし、よい睡眠をとれる効果やその水で歯磨き後のうがいをすると歯周病や歯槽膿漏、口臭の予防になるということも期待できます。
また抗炎症作用もあるので、そのティーパックをニキビや吹き出物のできている箇所にそっと乗せて症状を緩和させる効果もあります。
しっかりなた豆茶を飲んで、飲み終わってから色々使えるなた豆茶はすごいですね!
なた豆茶の効果的な飲み方は?

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体によいなた豆茶、普通に飲んでも体にいいですが、より一層効果的な飲み方があります。たくさん飲めば飲むほど良いというわけでもないようです。1日1杯から2杯を毎日継続して飲む習慣をつけることが、効果的とされています。
自分の好みや体調に合わせて、1日1杯から2杯ほどを毎日続けて飲んでみるとよいでしょう。体によいものでも飲み過ぎは注意です。
口臭や歯周病、歯槽膿漏や蓄膿、副鼻腔炎、ニキビや吹き出物に悩んでいる方、肝機能を向上させたい方などそんな多くの方にオススメしたなた豆茶です。
但し、なた豆茶は薬ではないので、即効性に関しては期待できません。漢方と同じで、ゆっくりと効果が出て体質を改善していくものですので、適切な量を継続して続けていくことをお勧めします。今から、早速なた豆茶ライフを始めて健康な体作りしませんか♪